夫婦・家族問題14年の経験、心理セラピストの佐々川咲菜です。
本音シリーズ第３弾です。
第１弾は、
心理を勉強してから、
「そうか、言ってもいいんだ～」
と思い始め、
そして、どんどん自分の思ったことを
言いたい放題に言いまくった時期がありました。
そうしているうちに、
夫婦仲はどんどん悪くなりました。
私という人の印象が変わって、
旦那さんもびっくりしたのかもしれませんね。
おとなしそうな優しそうな子猫だと思っていたら、
by：Oxanochka
ある日、ライオンになっていた！
by：suneko
って感じでしょうか(^_^;)
可愛い～！から、
怖～～い！に
って感じだったのかな～(;´д｀)
言いたいこと、思ったことは、
なんでも言ってもいい！！！
我慢することない！
この時の私は、自分の中のことは何も解決しないままに、
対処法だけやってみていたんです。
私がどうして本音を言えない人だったのか、
その根本的なところは、ぜんぜん見ないで、
考え方や行動だけ変えてみたということです。
そうしたら、夫婦関係破綻の
一歩手前まで・・・・・・Σ(ﾟдﾟlll)
私が本音を言えなかったのは、
小さい頃、父がとても厳しく怖かったからなんですが、
それでも私は、
そんな父に対して、内心は腹を立てていたし、
思春期以降は、
その怒りの感情を正論武装で守りながら、
父にぶつけていくということをしていたんですね。
絶対に父に屈したくなかったから。
言えば言うほど、嫌な思いもしましたが、
正論武装は、相当に訓練されていきました。
そして、結婚。
旦那さんとの間では、
そいう正論武装をして戦うことは
極力避けていました。
父との間で嫌な思いをした経験が、
夫婦の間では、そういう思いをしたくないという気持ちに
なっていたからだと思います。
でも私にとっては、
正論武装で戦うか、本音を言わずに我慢するか、
そのどちらかしか知らなかったので、
正論武装を避ければ、本音も言わないわけですから、
夫に本音を言わずに、
いつも我慢しているだけになってしまい、
とってもつらかったんです。
そんな時に、
言いたいこと、思ったことは、
なんでも言ってもいい！！！
我慢することない！
ということになったので、
我慢し続けたイライラを晴らそうとばかりに、
夫へ言いすぎていったわけです。
そうしたら、当然のごとく夫婦仲は悪くなり・・・・・・
いろいろ悲しいことも起きました。
だから思うのです。
本音を言うことは、もちろんいいこと！
でも、ちょっと待った！！！
なぜ本音が言えなくなったのか？
その根本原因を解決してから言って欲しいのです。
根本原因は、子供の頃の未完了の思い
とともにあります。
ついつい言いすぎたりするのは、
無意識にある、その未完了の思いがさせていることなのです。
つまり、言い過ぎるほど言いたい相手は、
親であって、目の前の夫ではないんです。
だから、未完了の思いが完了すれば、
たとえ本音を言っても、
言いたい放題言いすぎたり、
相手を傷つけるような言い方はしなくなるんです。
今の私は、意識しなくても、
相手を傷つけるほど、言い過ぎたりはしなくなりました。
本音を言えない根本原因も
言い過ぎてしまう根本原因も解決して、
自然と上手に本音が言える
そんなあなたになりませんか？
そして無理に意識しなくても、
苦労もせずに、
夫婦仲良くできる、
そんなあなたになりませんか？