私がなぜか明るくなってしまったわけ その3
こんにちはインナーチャイルドヒーラーの咲菜です
(インナーチャイルドヒーラーになったわけはこちら)
私がなぜ明るくなってしまったのかについて
綴っています。
6月に第1回目の棚田先生の「ビリーフチェンジライブセッション講座」で、
まず指摘されたことは、
「咲菜さんは、自分が幸せになってはいけないと思っているよね?」ということでした。
えっ?
えっ?????
そうなの~?????
私は幸せでない人、幸せと思えない人の援助職をしていて、
その方たちが幸せになってくれたらいいな~
楽になってくれたらいいな~と常々思っているのに、
私自身は幸せになってはいけないって思っているの???!!!
かなりショックでした
でも確かに、
「私たちは幸せになるために生まれてきたんですよね」
なんて言葉を聞くと、
いつでもドキッ!としてきた私でした。
これ、心の反応ってやつですよね
だから、確かにってところではあるのですが、
その時は、なんとなくピンときませんでした。
これは私の無意識にあることだったからです。
無意識に入っていることは、自覚できない場合が多いのです。
で、どうして私は幸せになってはいけないと思ってきたのか?
それは、育った家の空気感とでも言えばよいのでしょうか。
何となく家の中にそういう空気が流れていたということです。
ですから、家族みんなが「幸せになってはいけない」
という感覚を無意識に持っていたのかもしれません。
こういうことは、例えば、
幼くして亡くなった子供がいたとか、
生まれてくることができなかった子供がいたとか、
そういうおうちに多いらしいです。
「その亡くなった命のために、私は幸せになってはいけない」
そういう無意識への影響を受けてしまうらしいのです。
しかも、その家族というシステムの中の小さくて弱い存在の者ほど
影響を受けてしまうらしいのです。
つまり、家族というシステムの中の幼いもの、
兄弟がいれば、下の子ほど影響を受けやすい、
そういうことが起きるのです。
私の育った家族にも、私の上に
生まれてくることができなった子供がいました。
その生まれることができなかった子供への親の想い等が
言葉に出さなくても家族に伝わるのです。
そのことをたとえ全く知らなかったとしても、
下の兄弟にも伝わるのです。
それが、「幸せになってはいけない」という感覚を
当人たちの意識には理由がわからないのに、生み出すのです。
そんなわけで、「幸せになってはいけなかった」私は、
それを手放せるようなセッションを受けました。
そして、私の中に「幸せになってはいけない」という
幸せになることへのブレーキがあったと自覚できたのは、
セッション後、数日経ってからで、
そして、完全にそれを手放せたと感じられたのは、
一か月以上先のことでした。
無意識の中にあることって、怖いですね。
自分ではわからないのですから、
なかなか気付くことができません。
私の場合は、なんだか自分が消え入りそうな感覚を
時々味わってきました。
自分がなぜ苦しいのか、
なぜ気分が沈みがちになるのか、
目の前の悩み事があるなしにかかわらず、
ふと襲ってくるのですから、
どうしようもありませんでした。
それが、幸せになってはいけないということと
つながっていたとは!
こういう苦しみというものは、
なにかの能力がないとか、
誰と仲良くできないとか、
そういう具体的な悩み事を解消しても
一向になくならないもの。
自分の人生に、ふと湧き上がってくる
暗雲みたいなものですね。
しかも、自分では自覚するのが難しいし、
だからもちろん理由にもたどり着けないから、
解決のしようがないような、
そんな厄介なものです。
こういうものは、人生とか家族とか、
大きな視野で、その人に起きていることを眺められた時に
やっとわかってくることだと思います。
しかもその解決には、
第三者の目と援助が必要なものですね。
というわけで、
私の得も言われぬ不思議な苦しみの元がわかり、
やっと自分が幸せになることへの許可ができたのが、
6月のことだったのです。
では、また次回に続きます。
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