子供ころに真剣に考えていたこと
私が子どもだったころ、
父はとても厳格で、しかも横暴、
自分の価値観を押し付ける人でしたので、
母はいっつも謝っていました。
私の眼にはそう映りました。
なんでお母さんはいつも謝っているの?
お母さんの言っていることは変じゃないのに……
子供心にそう思っていたことを
今でも鮮明に記憶しています。
一方、私の友人の家は、
同じように横暴で、自分の価値観を押し付けるお父さんでありながら、
お母さんはそれに屈しない人だったようで……
なんでお母さんは謝らないんだろう?
お母さんさえ謝ってくれれば、この場は丸く収まるのに……
といつも考えていたそうです。
子供って、それぞれにいろいろ考えるものですね(・・;)
そして共通していることは、
本当に、真剣に、その歳なりに、
いろいろ考えていたってことです。
だから、今の大人の頭で
子供時代の自分をジャッジしないでほしいのです。
分別臭い今の自分の考えを
子供時代のあなたに当てはめて、
馬鹿だったな~( ̄_ ̄ i)とか、
有り得ない!(><;)とか、
そんなふうに受け止めないでほしいのです。
私のカウンセリングでは、子供のころのあなたの想いに
フォーカスします。
そうすると、子供のころの純粋だった、繊細だった、
自分の想いに出会います。
やっと見つけた、やっと気付けた、
そんな子供の頃の自分の想いは、
まずはそのまま受け止めて、認めて、
そして癒してあげる……
そこを丁寧にしてあげることで、
かえって手放せるし、
そして本当の大人になれる近道、
そんな気がします(*^_^*)