こんなのも幸せのエピソード

インナーチャイルドの癒し方というのは、いろいろあるのですが、
私の場合は、子供のころに幸せを感じたエピソードを探り出して、
自分がそれにいつでもアクセスできるように定着させるということをしています。

NLPのアンカリングのような感じですね。

ちなみに私の場合、

私の父はとってもしつけに厳しく、
普段は「優しい」とは程遠い人で(ノ_・。)

子供だけでなく母にも厳しく、
そんなでしたので、父が仕事から帰ってくると、
家の中の空気がピーンと張りつめるような感じでした(>_<)

今思い出しても、なんかいや~~((>д<))~な感じ。

そんな中で育ったからか、
私は常にピリピリと神経質で、夜中に悪夢を見ては泣き叫び。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

なんと、5歳にして、病院で「小児ノイローゼ」と診断された、
そんな子供でした。(´д`lll)  

なんか、我ながら、か・わ・い・そ・う だにゃぁ(´_`。)

そんな私でしたが、父をとても父らしく頼もしいと感じ、
安心感を味わう時があったのです(ノ´▽`)ノ

それは、台風雨波台風が来る時。

その当時、家の窓はまだサッシではなく、
大風が吹くときしんで、
ひどい時には風邪で割れてしまうような
薄っぺらなガラス窓というのが普通でした。

だから、台風が来るというと、
父は早くに仕事から帰ってきて走る人
家の窓枠にベニヤ板を打ち付けるという作業をするのです。

そして、台風が接近すると、すぐに停電になり、
家族がろうそくの灯を囲んで、
ベニヤ板に打ちつける風雨の音とラジオから流れるニュースを聴きながら、

家族が一つになる感じ、
父が守ってくれている感覚、
怖いけど大丈夫という不思議な安心感、

そんな緊迫感の中の幸せ感を味わったのです。

だから、実は今でも台風が来ると、
なんだかワクワクルンルン音譜するのです(笑)

高校生のころは、台風の実況中継をするアナウンサーに憧れたりもしました(^^)

つまり、私にとっての台風は怖いものと言うよりも、
安心感を味わえる時、幸せを感じる時として記憶されているのです。

こんなおかしなものも幸せを感じるエピソードです(^▽^;)

だから、こんなの変なんじゃないか?と思わずに、

フツーでもいいし、フツーじゃなくてもいいので(笑)
あなたオリジナルのエピソードを探し出してみてくださいね(^^)

そして、できれば、親とのエピソードを
それが探し出せない場合は、
誰か信頼していた人、
大好きだった人、
優しかった人、

そんな人との幸せエピソードを探してみてください。

そしてもう一度、その時の心地よさ、幸せ感をよくよく味わってみてください。

平常心の時に、あ~あんな幸せがあったな~と何度も味わって、
新たに新鮮な記憶としておくのが良いように思います。

そして、何かに心が反応して動揺した時、
悲しみや怒りがこみ上げた時や、その直後などに、

いつでもすぐに、その幸せ感にアクセスできるように、
トレーニングをしてみてください。

もしもこの方法があなたにフィットする感じがしたら、
ものすごい効果があるかもしれませんよ(*^ー^)ノ