究極の自己否定はどこから来る?
自分のことを否定するのって、つらいですよね。
こんなふうに自分を否定する必要ないんじゃないかと
いくら頭で思っても、
なかなか否定せずにいられないから、
本当につらいところです。
この自己否定って、どうして起きるのでしょう?
どこからやってきたのでしょう?
私たちにとって、自分の心の声、魂の叫びというのは、
なにより影響力の強いものではないかと私は思います。
魂の叫びは、言い方を変えれば、
あなたが生まれて来るときに決めてきたこと、
今世における魂の望みだと思うのです。
こんな人として生きたい、
こんな人生を送りたい、
それを信念のように心に秘めて、
私たちはこの世に生まれて来るのではないかと思います。
だから、この望み、想いはとても強いのです。
誰がなんと言っても、
簡単に手放せるような想いではありません。
この想いの上に、
インナーチャイルドもできていくのでしょう。
だから、どんな子も「愛されたい」という望みだけで、
インナーチャイルドができたわけではありません。
それは、今までたくさんの方のステージアップカウンセリング(旧コラボ)を
させていただいた結果としてもわかっています。
どんな子も同じように「愛されたい」のに「愛されない」から
傷付いているのではありません。
それぞれの望みには微妙な違いがあって、
「へ~~~、それで傷付いたんだ~」と、
びっくりするようなこともあります。
まず、子供の心は子供らしい望みを持っているというのは、
私たちの思い違いのようです。
なぜなら、今世では子供として生きながらも、
魂はたくさんの過去世を経験してきている場合、
それなりの年齢に到達し、経験豊かな魂の望みは、
子供らしい望みばかりではないからです。
たとえば、「とにかく今世では安全に暮らしたい」
そんな望みを持って生まれてきた子は、
(きっと、過去世において、とても怖いことを経験したのでしょう)
不安や危険に対してとても敏感で、
そういうことが続けば、それでインナーチャイルドができていきます。
だから、こういう子に対して、
なぜそんなに怖がりなんだ!
もっとタフになれ!
という親の想いから、
サバイバルゲームを体験させたり、
嫌がるのにジェットコースターに無理やり乗せたりしていたら、
それはもう拷問のようなものかもしれません。
そして、親から言われることで、
「自分は怖がりでダメな子なんだ」と
その子は思い始めるかもしれません。
自分の魂は、安全、安心を何より望んでいるのに、
こんな自分ではダメなんだと思っていくことで、
自己否定をしていくことになります。
これは、最も苦しい自己否定となってしまうのではないかと思われます。
魂の望みを否定して生きることは、
究極の自己否定のような気がするのです。
自分の心の声、魂の叫びを知って、理解し、
それを受け入れた上で、
現実とのすり合わせをしていくということが、
今を生きる私たちの心にとって、いかに大切なことか、
それを実感中です。
どうぞ、魂の叫びを聴いてみてください。
それを無視せずに、一旦受け入れてあげることだけで、
あなたの幸せ度は格段にアップしていくかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
すべての人が自分らしく愛と光を輝かせることができますように☆彡