結婚生活と思い込み(ビリーフ)の関係を私の事例で書いています。
からの続きです。
子供が生まれてからの私は、
完璧主義に磨きがかかっていきました(;’∀’)
そのころは専業主婦でしたので、 家事も育児も、
とにかく、いい妻、いい母になろうと頑張っていました。
長男が2歳の頃、
そんな頑張る私はひどい風邪をひいてしまい、
久しぶりに熱を出してしまいました。
ところが夫はゴルフへ。
まあ、それも仕事のうちなら仕方がないかと
あきらめました。
ところが、午後6時になっても7時になっても帰ってこない。
そのころは携帯もない時代ですから
向こうから電話が来なければ、 連絡の取りようがないのです。
私は熱があるし、息子に夕食を作る気力もなく、
お弁当か何かの配達を頼みました。
そして息子に食べさせ、寝かしつけ、
自分は食欲もなく寝ていると、
夫がご機嫌で10時ころ帰ってきました。
ご飯は?
食べたよ。
えっ?なんで?一人で外で食べてきたの?
うん、風邪で具合が悪いんだろう?
俺の夕食を作るのは大変だろうと思ってさ。
えーーーーーーー!!!!!!
それで自分だけは食べてきたの??????
あまりにつらいから、仕方なくお弁当取ってあるのよ。
もうお腹いっぱいだから、いらないな~
私、激怒!!!!本当に激怒しました!!!
でも、怒りを外に出すことができなかった私は、
心の中では、はらわたが煮えくり返りましたが、
それを伝えることができずに、
そして、このことは何十年も、私の記憶から消えないこととなりました。
初めて夫に伝えたのは、
20年以上経ってからでしょうか(-_-;)
言いたいことが言えないのは、
いい子でいなくてはいけなかった後遺症であり、
感情を抑えるのは、
泣いてはいけない!と親から怒られたし、
怖い父親が嫌で、怒りを嫌っていたし、
そして、自分には価値がないと思っていたので、
怒っている私、不機嫌な私は、
ダメな私だから、
それを夫に見せたくないという感じもあったように思います。
価値がないと思っているから、
いい妻でいようと頑張るし、
価値がないと思っているから、
また頑張らなければならないことが、
目の前に現れるのです。
価値がない私は、
大切にされるわけがない
この思い込みが、
その通りの現実を作っていきました。
自分の無意識にあることが、
思考に、感情に、行動に、そして周りに影響して、
幸せになるはずの結婚が、
だんだんと苦しいものになっていくのでした。
自分には価値がないと思っていたんだ、
究極の自己否定をしていたんだ、
それがわかるのは、ず~っとあと、
心理のことを学んでからの事でしたが。
ちなみに、夫は私のことを気遣って、
彼の優しさから、外食してきたみたいです(^_^;)
どれほど私の体がしんどいかも、
たぶん伝わっていなかった。
実は、私が伝えていなかったのでしょうね。