今まで、どうしても無くならなかった
得体の知れない孤独感や空虚感、
そして自由に自分らしく生きられなかった私が、
不思議と変わってしまい、
「明るくなりましたね～」と言われるようになった私。
そんな、私がセラピーを受けて、
明るくなっていった過程をシリーズで綴っています。
今回は第５弾です。
その４では、
子供であってはいけないと思っていた無意識の私が、
私は親の子供でいいんだ（精神的な親との関係性です）
人のこと気遣ってばかりいなくてもいいんだ
人の顔色ばかりみて生きなくてもいいんだ
親の親になっていなくてもいいんだ
そんなことを心底思えるようになっていった過程を書きました。
そして、それから数週間経った頃から、
私が新たに気づいたことがありました。
私はいつも自分の感情や考えを
これおかしい？
これって変？
と自分自身を受け入れていないということに気づいたのです。
そして自分が苦しい時、悩む時ほど
それがひどくなるんです。
私がこう感じるのはおかしいの？
こんなふうに感じるのは変なの？
私がこう考えるのは、おかしいですか？
この考えは変ですか？
と自問自答が続きます。
ほんと、疲れます
自問自答だけでなく、人に聞くこともありました。
「私、間違っている？」と。
そして、「間違ってないよ」と言われるとほっとする。
私の感情や考えを認めてもらいたかったんですよね。
で、またまた棚田先生に相談しました。
それもまたまたたくさんの皆さんの前で
棚田先生に、まず最初に言われたことは、
「自分が感じることは、事実でしょ？
正しいとか間違っているとかはないですよね。
事実です。」
そ、そ、そうなんですよね！
現実に、私の中に感じていること、
その時に存在している感情ですからね。
言われてみればそうなのですが、
でも私はその事実をすっと素直には受け入れられなくて・・・・・・
どうしてなんでしょう？？？
そしてセラピーを受けていくと、
私の理性は父親で、感情は母親を象徴しているとわかりました。
そういえば、小さい頃から家庭の中で
絶えず父の理性と母の感情がぶつかり合っていました。
実際には、母はぐっとこらえて気持ちを飲み込んでいましたが、
裏では私に苦しさを愚痴っていました。
母はかわいそうと思ってきたと思います。
だから、父が理性を振りかざし、
理屈だけで全てを仕切ろうとしたり、
母の気持ちを全く無視するようなことを言うと、
母の気持ちを知っている私は、
母の感情の代弁者となって、父と戦ってきたように思います。
感情の代弁をするのですが、
感情的にモノを言うと父とは渡り合えないので、
感情をグッとこらえて、理屈で対抗する、
そんなことを家庭内で繰り返してきたな～と思い出しました。
たぶん小学生の頃からそうでした。
そして父からは、
「お前は可愛くない子だ」と言われ
はぁ～～～～～
それが私に身に付き、
だから苦しく悩む時ほど、
父親的な理性と母親的な感情が
自分の中で戦うような感じのことが起きていたのです。
自分の感情さえも、自分の理性がジャッジ（裁く）したり、
反対に、自分の理性を、自分の感情がジャッジしたり
そういうことが起きていたのですね。
なんてことでしょう！！！
もうこんな私から変わりたいと
ほんと、心の底から思いました。
そして、セラピーでは、
父の理性の良いところ＝社会性とか安全に生きる術とか、
母の感情の良いところ＝愛情とか優しさ、思いやりとか、
そういうところも私は受け継いでいることを受け入れ、
親への感謝とともに、
私自身の感情や理性を疑わずに認めていいんだと
そんなセッションをしていただきました。
そうか～
私の中の苦しい葛藤の根源は、
こういうことだったのか～
と気づき、
もうそんな葛藤から解放されて、
これで楽になるな～と嬉しかったのですが
そのセッションから２週間後、
母はあっけなく他界してしまいました。
まるで、私が楽になるのを見届けたかったかのように・・・・・・
これが、私がなぜか明るくなってしまったわけ その５ のお話です。
いかがでしたでしょうか？
もちろん、この先のその６へと続きますので、
またちょっとお待ちくださいませ(*ﾟ▽ﾟ*)
私と同じように、自分の中に葛藤がある方、
あなたにも必ずそのワケが、
あなたのワケがありますよ。
葛藤で苦しければ、そのワケを知り、
もうそこから解放されてもいいと決めると、
葛藤のない生き方が手に入りますよ。
私が行っている初回カウンセリングでは、
まずあなたの悩み解決の道しるべを明らかにして行きます。
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